はんこ屋さんに採用された友人

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昨年の今頃、8年間も勤めていた職場の雇い主が亡くなり、職を失いました。

その後就職情報誌でいろいろな仕事を見つけて履歴書を送りましたが書類選考で落とされて、
面接さえ受けさせてもらえませんでした。

最初は今まで勤めていた条件と同じような条件の職場ばかりを探していましたが
そんな贅沢を言っていたら50歳近い私が勤められる職場はありません。

この際どこかで妥協しなければなりません。
職種か時間帯か時給か通勤時間か通勤場所か。

そんな時、大手ショッピングセンター内でのはんこ屋さんの求人がありました。

時給はけっこう良い条件でした。
通勤場所も私の行きつけのショッピングセンターですから申し分ありません。

ただ『年中無休の遅番有りのシフト制』というところがひっかかり、応募をためらっていましたら、
なんと私の友人が応募して採用になっていました。

その友人はなぜか昔からはんこが大好きで、はんこ屋さんに勤めるのは二度目だそうです。
過去にはんこ屋さんに勤めていた経験があったから、即採用になったのかもしれないと言っていました。

その友人はとっても珍しい苗字なのではんこが好きなんですって。
私は平凡な苗字だけどはんこは好きですよ。

友人ははんこ屋さんに勤めている特典で、
好きなデザインのはんこと銀行印の印鑑を作ってもらったと言っていました。

ところがその友人は、そのはんこ屋さんに
好きなデザインのはんこと銀行印の印鑑をもらってすぐに辞めてしまったんですよ。

やっぱり年中無休遅番有りのシフト制はきつかったようです。
でも雇い主のはんこ屋さんにしてみたら大損ですよね。



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